1級施工管技 社内対策講座 R5(2023年度)全問演習|大石建設

本試験 2026年10月18日予定 / 講師:林副部長・大関(けんけん) / 出典:CIC出版『1級建築施工管理技士 第二次検定 テキスト&過去問題集 2025年度版』+ 全国建設研修センター公表問題

問題1|施工経験記述(論文)テーマ:品質管理
問1

建築工事の現場においては、要求された品質を実現するため、設計図書を正しく理解し、新規入場者を含め、施工に係わる関係者に確実に伝達されるとともに、決められた手順や作業標準に従って施工されることが重要である。
あなたが経験した建築工事のうち、品質計画に基づき品質管理を行った工事を1つ選び、次の1.及び2.の問いに答えなさい。

【R6本試験で示された工事概要を流用(R6新形式準拠)】
R5本試験は受検者が工事概要を記述する旧形式でしたが、本演習ではR6新形式に統一し、下記の工事概要に基づいて設問1・設問2に解答してください。
工事概要
工事名共同住宅新築工事
主要用途共同住宅 52戸
用途地域住居地域 6m道路隣接
主要構造鉄筋コンクリート構造 地上7階建て
工期2024年1月〜2025年6月
面積敷地2,350.00㎡/建築758.85㎡/延床4,950.60㎡/最高高さ23.25m/1〜4階3.3m、5〜7階3.0m/エレベーター乗用8人乗り1台
主な構造仕様
根切深さ2.5m
山留め親杭横矢板工法
地業現場造成杭(アースドリル工法)
コンクリート普通コンクリート
型枠コンクリート型枠用合板/支保工:パイプサポート
鉄筋工場加工、現場組立て/柱・梁主筋:ガス圧接継手
主な外部仕上げ
屋根陸屋根:アスファルト露出断熱防水+アルミ製笠木/バルコニー:モルタル下地+ウレタン系塗膜防水
外壁コンクリート打放し+防水形複層塗材/内断熱工法(現場発泡断熱材吹付け)
建具玄関:化粧シート張り鋼製扉/窓:アルミ製サッシ(1〜2階網入りガラス/3〜7階フロートガラス)
主な内部仕上げ
居室:コンクリート直均し+乾式二重床+フローリングボード/水廻り:耐水合板+ビニル床シート
居室:軽量鉄骨下地+せっこうボード+ビニルクロス/風除室:モルタル下地+有機系接着剤による小口タイル
天井居室・水廻り:軽量鉄骨下地+せっこうボード+ビニルクロス
【設問1】上記工事概要の建築工事において、施工の品質低下を防止するため、重点的に品質管理を行った事例を3つあげ、次の①〜③について具体的に記述しなさい(3つの事例の②③はそれぞれ異なる内容)。
① 工種名又は作業名等/② 品質管理活動として設定した品質管理項目及びそれを設定した理由/③ ②の品質管理項目について実施した内容及び確認・検査方法
【設問2】上記工事の経験を踏まえ、工事の品質を適確に行うために作業所として組織的に取り組むべき事項とそれによって得られる良い効果について、2つ具体的に記述しなさい(設問1の内容と重複しないこと)。
CIC公式 模範回答 3パターン
■ 記述例1 躯体工事(CIC Part51)
(事例1)土工事 ①工種名又は作業名等:土工事 ②品質管理項目と設定理由:根切り底の土質の確認を、重要な品質管理項目として設定した。本工事は直接基礎を採用していることから、基礎の支持地盤である根切り底の土質が、地耐力に直接影響するためである。 ③実施内容と確認・検査方法:根切り底の土質が、支持地盤として設定している土質名と合致していることを、ボーリング調査時に採取した土質標本と照合することで確認した。 (事例2)鉄骨工事 ①工種名又は作業名等:鉄骨工事 ②品質管理項目と設定理由:現場溶接部における欠陥の有無の確認を、重点管理項目とした。現場での溶接は気象の影響を受けやすく、構造強度に影響を及ぼすような欠陥を生じやすいためである。 ③実施内容と確認・検査方法:現場で溶接を行った箇所の全数について、目視による外観検査と溶接継目内部の非破壊検査を実施した。非破壊検査は、超音波探傷試験機を用いて、有資格者が実施した。 (事例3)鉄筋工事 ①工種名又は作業名等:鉄筋工事 ②品質管理項目と設定理由:基礎梁主筋の接合に、グラウト方式のねじ節鉄筋継手を用いることから、接合部のカップラーへのグラウト充填状況と、鉄筋端部のカップラーへの挿入長さを品質管理項目として設定した。 ③実施内容と確認・検査方法:グラウトの充填状況について、グラウトがカップラーから十分にはみ出していることを目視で確認し、鉄筋端部のカップラーへの挿入長さが適切であることを、超音波測定試験により確認した。 【設問2】 ①取組:品質に関する重点管理項目や管理目標を、現場における管理方針として明文化し、現場全体への周知をはかる。 ②良い効果:品質の重点管理項目、管理目標を明文化することで、経験の浅い所員や作業員であっても、品質管理を的確に行うことができる。
■ 記述例2 仕上げ工事(CIC Part52)
(事例1)タイル工事 ①工種名又は作業名等:タイル工事 ②品質管理項目と設定理由:外壁タイルの適切な接着強度の確保を、重点的に品質管理を行う項目として設定した。外壁の直下に歩道があり、タイルのはく落による事故が想定されるためである。 ③実施内容と確認・検査方法:外壁タイルの引張接着強度の測定を実施した。測定には、油圧式接着力試験機を用いた。試験体は、目地部分をコンクリート面まで切断して周囲との絶縁を行った。 (事例2)防水工事(シーリング工事) ①工種名又は作業名等:防水工事(シーリング工事) ②品質管理項目と設定理由:シーリング工事の品質管理項目として、シーリング材の充填状況と硬化状況、接着状況の確認を設定した。シーリング材の充填不足や硬化不良、接着不良は漏水の直接的な原因となる。 ③実施内容と確認・検査方法:シーリング工事の実施後に、シーリング材の充填不足がないことを目視で確認するとともに、指で直接シーリング材を押すことで、硬化不良や接着不良がないことを確認した。 (事例3)木工事(内部造作工事) ①工種名又は作業名等:木工事(内部造作工事) ②品質管理項目と設定理由:内部造作工事に使用する木材の含水率を、重要な品質管理項目として設定した。木材は、乾燥すると反る性質があることから、造作材の含水率の確認が重要と考えた。 ③実施内容と確認・検査方法:内部造作工事の実施前に、搬入された木材について、高周波水分計を用いて含水率を測定して、使用する造作材の含水率が15%以下であることを確認した。 【設問2】 ①取組:作業所における品質管理活動に必要な業務の分担を行い、品質管理活動における責任と権限を明確にする。 ②良い効果:作業所員の責任と権限が明確になることで、現場において作業所員が品質管理活動をスムーズに行えるようになる。
■ 記述例3 改修工事(CIC Part53)
(事例1)耐震改修工事(あと施工アンカー工事) ①工種名又は作業名等:耐震改修工事(あと施工アンカー工事) ②品質管理項目と設定理由:鉄骨枠付きブレース架構の設置工事における、あと施工アンカーの既存RC躯体への定着の確認を品質管理項目とした。地震時にはあと施工アンカーに大きな引張力が生じるためである。 ③実施内容と確認・検査方法:施工されたあと施工アンカーの固着強度を、油圧式加力装置を用いた引張試験を実施して検査することで、アンカーが適切に施工され、確実に定着されていることを確認した。 (事例2)耐震改修工事(無収縮グラウト材) ①工種名又は作業名等:耐震改修工事 ②品質管理項目と設定理由:鉄骨枠付きブレース架構の設置工事において、既存RC躯体と鉄骨枠との間のすき間は、耐震性能を低下させることから、充填する無収縮グラウト材の流動性を重点品質管理項目とした。 ③実施内容と確認・検査方法:無収縮グラウト材の流動性を確認するため、コンシステンシー試験を行った。試験は、ロート法と簡易テーブルフロー試験を併用することで、より精度の高いものとした。 (事例3)防水工事(シーリング工事) ①工種名又は作業名等:防水工事(シーリング工事) ②品質管理項目と設定理由:外壁目地のシーリング打ち替え工事において、使用するシーリング材の接着性能の確保を重要な品質管理項目とした。外部に面するシーリング材の接着不良は、直接的な漏水の原因となる。 ③実施内容と確認・検査方法:シーリング材は、施工する被着体との組合せによっては接着性に問題の生じる可能性があることから、施工に先立って接着性試験を行い、接着性能を確認してから施工した。 【設問2】 ①取組:作業所において、施工品質管理表(QC工程表)を作成し、事務所内の見やすい場所に掲示する。 ②良い効果:QC工程表によって各工程の品質管理基準が明確になり、また、事務所内に掲示することで所員の品質に対する意識が向上する。
出典:CIC2025年度版テキスト Part51-53(社内勉強会用抜粋)。R5本試験は受検者が経験した工事概要を記述する旧形式でしたが、本演習ではR6新形式に統一しR6本試験で示された工事概要(共同住宅52戸)を埋込んでいます。3パターンの記述例はそれぞれ別の工事概要が前提となっているため、参考解答として活用してください。
Copilot 採点結果
問題2|仮設・安全(仮設物の留意・検討事項)

建築工事における次の1.〜3.の仮設物の設置を計画するに当たり、留意すべき事項及び検討すべき事項を、それぞれ2つ具体的に記述しなさい。
ただし、解答はそれぞれ異なる内容の記述とし、申請手続、届出及び運用管理に関する記述は除く。また、使用資機材に不良品はないものとする。

問2-1

1. くさび緊結式足場

模範回答
① 脚部の滑動・沈下防止  脚部の滑動・沈下を防止するため、桁行方向および梁間方向に根がらみを設け、脚部にはベース金具を必ず使用する。地盤が軟弱な場合は、敷板・敷角の設置や地盤改良・鉄板敷きを検討する。 ② 支柱の間隔確保  支柱の間隔は桁行方向1.85m以下、梁間方向1.5m以下とし、足場の倒壊・座屈を防止する。あわせて作業床の幅は400mm以上を確保する。
【補足】壁つなぎは垂直方向5m以下・水平方向5.5m以下/2層以下ごとに踊場設置/作業床に手すり(高さ85cm以上)・中桟・幅木設置/地盤の許容支持力確認も加点要素。
Copilot 採点結果
問2-2

2. 建設用リフト

模範回答
① 停止階の遮断設備  停止階の出入口および荷積卸口には、人の落下・搬器との接触を防止するため、扉式・上下開閉式等の遮断設備(インターロック付)を設ける。 ② 強風時の倒壊防止  瞬間風速35m/s以上の強風が予想される場合は、控え(ステー)を増設してマスト本体の倒壊を防止する。設置時は地盤に応じた基礎・控えの仕様を計算で確認する。
【補足】ワイヤロープの安全係数(10以上)/積載荷重の表示/搬器内に過巻防止装置・終端リミット/搭乗の禁止表示/積載荷重を超えた使用の禁止/組立解体時の作業計画と有資格者配置も加点要素。
Copilot 採点結果
問2-3

3. 場内仮設道路

模範回答
① 動線の分離  作業員動線と車両動線を近接させず、原則として完全分離する。やむを得ず交差する箇所は、誘導員の配置・横断歩道・カーブミラーの設置で接触事故を防止する。 ② 幅員の適正設定  幅員は通行する車両の最大幅+必要余裕(片側0.5m程度)とし、過度に広げない。広げすぎると舗装・地盤改良コスト増のほか、第三者侵入リスク・場内速度超過を招く。
【補足】路盤厚と地盤改良(ダンプ通行に耐える支持力)/勾配は車両性能に合わせ8%以下を目安/曲線半径の確保/排水勾配と側溝設置/鉄板敷き・砕石敷きで沈下防止/第三者交通との接続部の見通し確保も加点要素。
Copilot 採点結果
問題3|工程管理(基準階躯体ネットワーク工程表)
問3

市街地での事務所ビル新築工事における、基準階の躯体工事の作業内容(①〜⑫)と次のネットワーク工程表に基づき、各設問に答えなさい。

【工事概要】  構造・規模:鉄筋コンクリート造、地上6階、延べ面積3,000㎡(基準階床面積480㎡)  作業条件:型枠工10名・1班、鉄筋工6名・1班で施工する  ③柱壁型枠返しは⑧壁配筋完了後に開始し、⑨梁配筋は⑤床型枠組立完了後に開始する 【作業内容と所要日数】  ①墨出し       1日  ②片壁型枠建込み   2日  ③柱壁型枠返し    3日  ④(     )   3日 ← 設問1で答える作業  ⑤床型枠組立     3日  ⑥型枠締固め     3日  ⑦(     )   3日 ← 設問1で答える作業  ⑧壁配筋       1日  ⑨梁配筋       4日  ⑩床配筋       3日  ⑪差筋        1日  ⑫コンクリート打込み 1日
令和5年度 1級建築施工管理 第二次検定 問題3 ネットワーク工程表
※ 出典:CIC出版『1級建築施工管理技士 第二次検定 テキスト&過去問題集 2025年度版』 Part151(社内勉強会用抜粋)
設問1:作業ア(④)と作業イ(⑦)の作業名を答えなさい。
設問2:作業③(柱壁型枠返し)の最早開始日(EST)を答えなさい。
設問3:作業⑥(型枠締固め)と作業⑩(床配筋)のフリーフロート(FF)をそれぞれ答えなさい。
設問4:作業②(片壁型枠建込み)が2日、作業③(柱壁型枠返し)が1日それぞれ増加した場合、基準階躯体工事の総所要日数を答えなさい。
解答・解説
設問1:④=梁型枠組立て、⑦=柱配筋(圧接共) 設問2:作業③のEST=5日    (①墨出し1日+②片壁型枠建込み2日+⑧壁配筋1日+他経路待ち=1+3+1=5日)    ※③は⑧壁配筋完了後に開始する条件あり 設問3:  ⑥のFF=5日(22−(14+3)=5日)  ⑩のFF=0日(21−(18+3)=0日/クリティカルパス上) 設問4:総所要日数=24日    (②が2日増・③が1日増の合計3日のうち、クリティカルパス上に伝搬するのは1日分。元の所要日数23日+1日=24日)
【補足】 ・本問は「条件付き経路(③は⑧完了後・⑨は⑤完了後)」が点数差を生む。フローを条件付きで書き直すと読みやすい。 ・FFは「後続作業のESTから自分のEFTを引く」。負の値はクリティカルパス上で0と扱う。 ・設問4は「元のクリティカルパスがどこを通っているか」を把握してから、増加分のうちCP上に乗る部分のみが工期に伝わると考える。
問題4|躯体施工(施工上の留意事項)

次の1.〜4.の作業において、施工上の留意事項をそれぞれ2つ具体的に記述しなさい。
ただし、材料の保管、作業環境(騒音・振動・気象条件等)、養生及び安全に関する記述は除く。

問4-1

1. 土工事において、山留め壁に鋼製切梁工法の支保工を設置する際の施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい(地下水処理及び設置後維持管理は除く)。

模範回答
① 腹起しと山留め壁の密着  切梁・腹起しと山留め壁の間にすき間が生じないよう設置し、すき間が生じた場合はモルタル・くさび・ライナープレート等で確実に充填してから切梁プレロードを導入する。 ② 盤圧計の適切配置  切梁軸力を常時監視するため、盤圧計(ロードセル)を切梁と火打梁の交点付近、および腹起し近接位置に設置し、設計軸力との差異を日々記録する。
【補足】H形鋼フランジは座屈に強い向きで配置/プレロードは設計軸力の50〜80%を目安に導入/中間杭の根入れと支持力確認/継手はボルト本締めとピン接合の使い分け/温度応力による軸力変動の監視(夏季高温時の盤圧上昇)も加点要素。
Copilot 採点結果
問4-2

2. 鉄筋工事において、バーサポート又はスペーサーを設置する際の施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。

模範回答
① 部位・かぶり厚に応じた使い分け  部位ごとの鉄筋径・必要かぶり厚に応じて、バーサポート/スペーサーの材種・形状・寸法を使い分け、所定のかぶり厚さを確実に確保する。 ② 鋼製スペーサーの防錆処理  鋼製スペーサーは型枠・コンクリート表面と接触する部分に錆が発生するとコンクリート表面に錆汁が浮き品質低下を招くため、接触部分に防錆処理(樹脂被覆・モルタル被覆等)を施したものを使用する。
【補足】プラスチック製スペーサーは梁・柱の側面のみ使用可(底面は使用不可)/配置間隔はスラブ:上端筋800〜1000mm程度/梁・柱:1000mm以下/コンクリート製スペーサーは設計強度以上のものを使用も加点要素。
Copilot 採点結果
問4-3

3. 型枠工事において、床型枠用鋼製デッキプレート(フラットデッキ)を施工する作業の施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。

模範回答
① 縦さん木設置による支持部固定  フラットデッキの長辺(端部)に縦さん木を設置し、釘止めにより支持部の固定度を確保する。コンクリート打込み時のずれ・浮きを防止し、計画かぶりを確保する。 ② 梁壁型枠の開き・傾倒防止  フラットデッキ受け側の梁・壁型枠は、コンクリート側圧で開き・傾倒しないよう、水平つなぎ・筋交い・締付けボルト等で確実に補強する。
【補足】端部のかかり代(受け代)50mm以上を確保/開口補強筋・スリーブ位置の事前確認/設備配管が貫通する部位は補強リブの計画/継手は工場製作のジョイント材使用も加点要素。
Copilot 採点結果
問4-4

4. コンクリート工事において、普通コンクリートを密実に打ち込む作業の施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。

模範回答
① 自由落下高さ・水平流動距離の管理  コンクリートの自由落下高さおよび水平流動距離は、コンクリートが分離しない範囲(おおむね自由落下1.5m以下)に抑える。打込み高さが大きい場合は縦シュート・打込み筒を使用する。 ② 壁部分の打設方法  壁部分は1〜2m間隔で打込み箇所を区切って横移動しながら打設し、流し込み距離を短くする。型枠内での横流し(バイブレータでの長距離移動)は材料分離を招くため禁止する。
【補足】棒形振動機の挿入間隔60cm以下、引抜き時はゆっくり、加振時間5〜15秒(先端まで届くように)/打重ね時間間隔は外気温25℃未満で2.5時間以内・25℃以上で2.0時間以内/タンパー使用による沈みひび割れ対策/打継ぎ面のレイタンス除去・湿潤確保も加点要素。
Copilot 採点結果
問題5|仕上げ施工(最も不適当な箇所番号と適当な語句・数値)
問5

次の1.〜8.の各記述において、( )に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを、下の枠内から1つ選びなさい。

1. 塩化ビニル樹脂系シート防水(接着工法)

塩化ビニル樹脂系シート防水の接着工法において、シート相互の接合部は、原則として水上側のシートが水下側のシートの上になるよう張り重ねる。
また、シート相互の接合幅は、幅方向、長手方向とも、最小値( a )mmとし、シート相互の接合方法は、( b )と( c )を併用して接合する。

解答

2. 外壁タイル後張り工法 引張接着強度検査

セメントモルタルによる外壁タイル後張り工法の引張接着強度検査は、施工後2週間以上経過した時点で、油圧式接着力試験機を用いて、引張接着強度と( a )状況に基づき合否を判定する。
また、下地がモルタル塗りの場合の試験体は、タイルの目地部分を( b )面まで切断して周囲と絶縁したものとし、試験体の数は100㎡以下ごとに1個以上とし、かつ、全面積で( c )個以上とする。

解答

3. 鋼板製折板葺屋根 けらば包み

鋼板製折板葺屋根におけるけらば包みの継手位置は、端部用タイトフレームの位置よりできるだけ( a )ほうがよい。
また、けらば包み相互の継手の重ね幅は、最小値( b )mmとし、当該重ね内部に不定形又は定形シーリング材をはさみ込み、( c )等で留め付ける。

解答

4. 軽量鉄骨壁下地 ランナー

軽量鉄骨壁下地のランナー両端部の固定位置は、端部から( a )mm内側とする。
ランナーの固定間隔は、ランナーの形状、断面性能及び軽量鉄骨壁の構成等により( b )mm程度とする。
また、上部ランナーの上端とスタッド天端の隙間は10mm以下とし、スタッドに取り付けるスペーサーの間隔は( c )mm程度とする。

解答

5. セメントモルタル下地 表面仕上げ

仕上げ材の下地となるセメントモルタル塗りの表面仕上げには、金ごて仕上げ、木ごて仕上げ、はけ引き仕上げがあり、その上に施工する仕上げ材の種類に応じて使い分ける。
一般塗装下地、壁紙張り下地の仕上げの場合は、( a )仕上げとする。
壁タイル接着剤張り下地の仕上げの場合は、( b )仕上げとする。
セメントモルタル張りタイル下地の仕上げの場合は、( c )仕上げとする。

解答

6. アルミニウム製建具工事

アルミニウム製建具工事において、枠のアンカー取付け位置は、枠の隅より150mm内外を端とし、中間の間隔を( a )mm以下とする。
くつずりをステンレス製とする場合は、厚さ( b )mmを標準とし、仕上げはヘアラインとする。
また、一般的に、破損及び発音防止のためのくつずり裏面のモルタル詰めは、取付け( c )に行う。

解答

7. せっこうボード面 パテ処理

せっこうボード面の素地ごしらえのパテ処理の工法には、パテしごき、パテかい、パテ付けの3種類がある。
( a )は、面の状況に応じて、面のくぼみ、隙間、目違い等の部分を平滑にするためにパテを塗る。
また、パテかいは、( b )にパテ処理するもので、素地とパテ面との肌違いが仕上げに影響するため、注意しなければならない。
なお、パテ付けは、特に( c )を要求される仕上げの場合に行う。

解答

8. タイルカーペット フリーアクセスフロア下地

タイルカーペットを事務室用フリーアクセスフロア下地に施工する場合、床パネル相互間の段差と隙間を( a )mm以下に調整した後、床パネルの目地とタイルカーペットの目地を( b )mm程度ずらして割付けを行う。
また、カーペットの張付けは、粘着剥離形の接着剤を( c )の全面に塗布し、適切なオープンタイムをとり、圧着しながら行う。

解答
0 / 8
スコア(仕上げ5択)
問題6|法規(穴埋め6箇所)
問6

次の1.〜3.の各法文中の( )に当てはまる語句又は数値として、最も適当なものをそれぞれ選びなさい。

1. 建設業法(第24条の3:下請代金の支払)

元請負人は、請負代金の出来形部分に対する支払又は工事完成後における支払を受けたときは、当該支払の対象となつた建設工事を施工した下請負人に対して、 当該元請負人が支払を受けた金額の出来形に対する割合及び当該下請負人が施工した出来形部分に相応する下請代金を、 当該支払を受けた日から(  )以内で、かつ、できる限り短い期間内に支払わなければならない。
2 前項の場合において、元請負人は、(  )に相当する部分については、できる限り現金で支払うよう適切な配慮をしなければならない。

穴①
穴②

2. 建築基準法施行令(第136条の3:根切り工事、山留め工事等を行う場合の危害の防止)

建築工事等における根切り及び山留めについては、その工事の施工中必要に応じ、点検を行い、山留めを補強し、排水を適当に行う等 これを安全な状態に維持するための措置を講じなければならない。
4 建築工事等において深さ(  )m以上の根切り工事を行なう場合においては、地盤が崩壊するおそれがないとき、 及び周辺の状況により危害防止上支障がないときを除き、山留めを設けなければならない。
6 建築工事等において矢板等の抜取りに際しては、周辺の地盤の(  )等による危害を防止するための措置を講じなければならない。

穴③
穴④

3. 労働安全衛生法(第10条:総括安全衛生管理者)

事業者は、政令で定める規模の事業場ごとに、厚生労働省令で定めるところにより、総括安全衛生管理者を選任し、 その者に安全管理者、衛生管理者又は第25条の2第2項の規定により技術的事項を管理する者の指揮をさせるとともに、 次の業務を統括管理させなければならない。
一 労働者の(  )又は健康障害を防止するための措置に関すること。
二 労働者の安全又は衛生のための教育の実施に関すること。
三 健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置に関すること。
四 労働災害の原因の調査及び(  )防止対策に関すること。
五 前各号に掲げるもののほか、労働災害を防止するため必要な業務で、厚生労働省令で定めるもの

穴⑤
穴⑥
0 / 6
スコア(法規)
法令本文と解説
1. 建設業法 第24条の3(下請代金の支払)

① 正解:1月 / 元請が出来形部分に対する支払または工事完成後の支払を受けた日から1月以内に下請に支払う。

② 正解:労務費労務費に相当する部分については、できる限り現金で支払う。

2. 建築基準法施行令 第136条の3(根切工事等危害防止)

③ 正解:1.5 / 深さ1.5m以上の根切工事は山留めを設置。

④ 正解:沈下 / 矢板等抜取りに伴う周辺地盤の沈下を防止。

3. 労働安全衛生法 第10条(総括安全衛生管理者)

⑤ 正解:危険 / 労働者の危険又は健康障害を防止。

⑥ 正解:再発 / 労働災害の原因の調査及び再発防止対策。