問1
建設業を取り巻く環境の変化は著しく、労働生産性の向上や担い手の確保に対する取組は、建設現場において日々直面する課題となり、重要度が一層増している。
要求された品質を確保したうえで行った施工の合理化の中から、労働生産性の向上に繋がる現場作業の軽減を図った工事について、次の1.及び2.の問いに答えなさい。
【参考:令和6年度本試験で示された工事概要(出題側提示・R6新形式)】
令和4年度の本試験では受検者が工事概要を記入する旧形式でしたが、本演習ではR6本試験で示された下記工事概要に基づいて解答してください。
工事概要
工事名 共同住宅新築工事
主要用途 共同住宅 52戸
用途地域 住居地域 6m道路隣接
主要構造 鉄筋コンクリート構造 地上7階建て
工期 2024年1月〜2025年6月
面積 敷地2,350.00㎡/建築758.85㎡/延床4,950.60㎡/最高高さ23.25m/1〜4階3.3m、5〜7階3.0m/エレベーター乗用8人乗り1台
主な構造仕様
根切深さ 2.5m
山留め 親杭横矢板工法
地業 現場造成杭(アースドリル工法)
コンクリート 普通コンクリート
型枠 コンクリート型枠用合板/支保工:パイプサポート
鉄筋 工場加工、現場組立て/柱・梁主筋:ガス圧接継手
主な外部仕上げ
屋根 陸屋根:アスファルト露出断熱防水+アルミ製笠木/バルコニー:モルタル下地+ウレタン系塗膜防水/外部廊下:コンクリート直均し+ビニル床シート/外部階段:モルタル下地+ビニル床シート
外壁 コンクリート打放し+防水形複層塗材/内断熱工法(現場発泡断熱材吹付け)
手すり壁 バルコニー:アルミ製既製品 H=1.2m/外部廊下・階段:コンクリート打放し+防水形複層塗材+ステンレス製壁付手すり
建具 風除室:ステンレス製オートロック式自動扉+強化ガラス/玄関:化粧シート張り鋼製扉/窓:アルミ製サッシ(1〜2階網入りガラス/3〜7階フロートガラス)
主な内部仕上げ(居室・水廻り:天井高2.4m/風除室:天井高2.5m)
床 居室:コンクリート直均し+乾式二重床+フローリングボード/水廻り:コンクリート直均し+乾式二重床+耐水合板+ビニル床シート/風除室:モルタル下地+ノンスリップタイル
壁 居室:軽量鉄骨下地+せっこうボード+ビニルクロス/水廻り:軽量鉄骨下地+シージングせっこうボード+ビニルクロス/風除室:モルタル下地+有機系接着剤による小口タイル
天井 居室・水廻り:軽量鉄骨下地+せっこうボード+ビニルクロス/風除室:軽量鉄骨下地+アルミスパンドレル
建具他 居室:化粧シート張り木製扉(枠共)/水廻り:ユニットバス、洗面化粧台、システムキッチン/風除室:集合郵便受け、インターホンパネル
主な外構仕様
構内舗装 駐車場:アスファルト舗装/駐輪場:コンクリート舗装/アプローチ:インターロッキング舗装
囲障・植栽 化粧フェンス/駐車場入口:レール式門扉/敷地境界:中木、低木混栽
【設問1】上記工事概要の建築工事において、あなたが実施した現場作業の軽減の事例を3つ あげ、次の①〜③について具体的に記述しなさい(3つの事例の②及び③はそれぞれ異なる内容とする)。
① 工種名等/② 現場作業の軽減のために実施した内容と軽減が必要となった具体的な理由/③ ②を実施した際に低下が懸念された品質と品質を確保するための施工上の留意事項
【設問2】工事概要の建築工事にかかわらず、あなたの今日までの建築工事の経験を踏まえて、建設現場での労働者の確保 に関して、次の①及び②について具体的に記述しなさい(労働者の給与や賃金に関する内容、及び設問1の②と同じ内容の記述は不可)。
① 労働者の確保を困難にしている建設現場が直面している課題や問題点/② ①に効果があると考える建設現場での取組や工夫
回答する(模範回答を表示)
Copilotに採点させる
模範回答例(CIC出版 R4記述例1:躯体工事中心)
■ 設問1 解答例(躯体工事中心)
(事例1)地業工事(杭工事)
①工種名等:地業工事(杭工事)
②実施した内容と具体的な理由:鋼管杭の継手溶接は、建込みながらの作業のため時間のロスが大きく、屋外で天候の影響も受けやすいことから、工事監理者の承諾を得て、継手部に無溶接継手を採用した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:無溶接継手の施工精度確保のため、建築基準法に基づく指定性能評価機関において性能を評価されている工法を用いることとし、施工に際してはネジ山を確実に養生して保護を行った。
(事例2)型枠工事
①工種名等:型枠工事
②実施した内容と具体的な理由:熟練の型枠工の確保が困難であったことから、当初、合板の型枠を使用する予定であった基礎のフーチングと地中梁の型枠を、比較的加工が容易なラス型枠に変更した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:ラス型枠は、ラスとラスの接続を結束線で行うため、結束が不十分だと、コンクリート打設時にその側圧でラスがはずれる可能性があることから、接続部の強固な結束に留意した。
(事例3)鉄筋工事
①工種名等:鉄筋工事
②実施した内容と具体的な理由:敷地が狭く、鉄筋の十分な加工スペースが確保できなかったことから、鉄筋の加工の大部分を作業性の良い工場で行い、クレーンを使用して現場で建込む、柱・梁鉄筋の先組み工法を採用した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:先組みしてユニット化した鉄筋をクレーンで吊り上げる際に、鉄筋のユニットが変形してしまう可能性があることから、設置の際に型がくずれないよう、堅固に組み立てるよう留意した。
■ 設問2 解答例
①課題や問題点:建設現場は、未だに3K(きつい、汚い、危険)の環境にあり、それが若者に敬遠される大きな要因となっている。
②取組や工夫:情報通信技術や施工ロボットを積極的に導入して、建設現場で作業する人達の身体的負担の軽減を図る。
■ 設問1 解答例(仕上げ工事中心・CIC Part56)
(事例1)左官工事
①工種名等:左官工事
②実施した内容と具体的な理由:熟練の左官工の確保が困難であったことから、当初、モルタルの床下地を予定していたが、流動性の高い速硬性のセルフレベリング材を使用して平滑に仕上げた。
③懸念された品質と施工上の留意事項:セルフレベリング材は、通風によって表面にシワができる可能性があることから、施工時と養生期間中は周囲の開口部をふさいで、通風を止めることに留意した。
(事例2)壁・天井下地工事
①工種名等:壁・天井下地工事
②実施した内容と具体的な理由:室内の壁・天井下地は木製とし、造作担当の大工で行う予定だったが、予定人数を確保できなかったことから、工事監理者に相談して室内の壁・天井下地を軽量鉄骨下地工事に変更した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:当初、木製建具の取付けと建具が納まる壁下地の施工を同じ大工で行う予定だったが、それぞれ異なる業種の作業者が施工することになったので、建具取付け前の下地開口寸法確認に留意した。
(事例3)タイル工事
①工種名等:タイル工事
②実施した内容と具体的な理由:躯体工事の遅延により、仕上げ工事の工期を短縮する必要が生じたため、外壁タイル張り工事を、当初予定していた改良圧着張りから、より作業効率のよいマスク張り工法に変更した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:外壁タイルのマスク張り工法では、モルタル下地の平面精度がタイルの仕上がり精度に大きく影響することから、モルタル下地の精度よい施工に留意した。
【設問2 解答例(仕上げ版)】
①課題や問題点:建設現場は、男性主体のイメージが強く、女性労働者を受け入れる環境が整っていない。
②取組や工夫:女性用の更衣室やトイレの整備、女性に配慮した作業服や保護具・工具の導入など、女性が働きやすい環境の整備に取り組む。
■ 設問1 解答例(改修工事中心・CIC Part57)
(事例1)耐震補強工事
①工種名等:耐震補強工事
②実施した内容と具体的な理由:建物を使用しながらの改修工事であったため、大きな騒音と振動を伴う工事が休日しかできないので、増設する耐震壁の構造を鉄筋コンクリート造から鉄骨ブレースに変更を提案・実施した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:耐震補強の方法を変更しても、所定の耐震性を確保できるように構造設計者に確認を行ったうえで計画し、変更に当たっては監理者に説明し了承を得た。
(事例2)防水工事
①工種名等:防水工事
②実施した内容と具体的な理由:撤去した防水材の搬出に本設エレベータの使用を予定していたが建物を使用しながらの工事のため、既存防水層の上から新規の防水層をかぶせて施工し、既存防水層の撤去は不良部のみとした。
③懸念された品質と施工上の留意事項:既存部分の防水性能も期待できることから、既存防水層の浮き部分の除去跡や欠損部は、ポリマーセメントモルタルにより補修を行い、防水性能の向上に留意した。
(事例3)金属製建具工事
①工種名等:金属製建具工事
②実施した内容と具体的な理由:建物の周囲に作業性のよい足場を組むスペースがなかったので、新規サッシ取付けを足場不要で既存サッシを斫り取らなくてよいカバー工法を、工事監理者に了解を得て採用した。
③懸念された品質と施工上の留意事項:サッシの取付けに際し、出入りや高さ、寄り寸法、倒れの精度管理を厳密に行い、取付けの寸法精度は±2mm以内とし、ねじ止めによる既存サッシ枠への新規サッシ枠の確実な固定に留意した。
【設問2 解答例(改修工事版)】
①課題や問題点:建築に携わる技術者の能力を適切に評価するための仕組みが整っておらず、仕事の魅力が目に見えにくい。
②取組や工夫:建築技術者一人一人の保有資格や就業履歴の情報をデータ化するなどして、客観的に評価できる仕組みを構築する。
【補足解説】
R4本試験のテーマは「合理化(労働生産性向上に繋がる現場作業の軽減)」。設問1は3事例必須・②③が異なる内容 がポイント。建築設備工事は対象外 。設問2は労働者の給与・賃金は除く (重要制約)。
本演習ではR6新形式に合わせて工事概要を出題側で提示。実際のR4本試験では受検者が自分の経験工事を記述する形式でしたが、R6以降は本演習の通り「示された工事概要に対し経験・知識で答える」方式に変更されています。
3パターン(躯体・仕上げ・改修)はそれぞれ別の工事概要が前提のため、参考解答として活用してください。
問3
市街地での事務所ビル新築工事において、同一フロアをA、Bの2工区に分けて施工を行うとき、右の内装工事工程表(3階)に関し、次の1.から4.の問いに答えなさい。
【工事概要】
用途:事務所
構造・規模:鉄筋コンクリート造、地上6階、塔屋1階、延べ面積2,800㎡
仕上げ:床はフリーアクセスフロア下地、タイルカーペット仕上げ
壁は軽量鉄骨下地、せっこうボード張り、ビニルクロス仕上げ
天井はシステム天井下地、ロックウール化粧吸音板仕上げ
A工区の会議室に可動間仕切設置
【条件】
A工区の作業(A1〜A8)完了後にB工区(B1〜B7)の作業を開始。
A工区では作業A2と作業C2以外、工区内で複数の作業を同時に行わない。
各作業は先行作業完了後に開始。一般的な手順で施工。
【作業内容(一部)】
C1:墨出し
A1・B1:( ) ← 設問1で答える
A2:可動間仕切レール取付け(下地共)
C2:建具枠取付け
A3・B3:壁せっこうボード張り
A4・B4:システム天井組立て(ロックウール化粧吸音板仕上げを含む)
A5・B5:壁ビニルクロス張り
A6・B6:( ) ← 設問1で答える
A7・B7:タイルカーペット敷設、幅木張付け
A8:可動間仕切壁取付け
C3:建具扉吊込み
※ 出典:CIC出版『1級建築施工管理技士 第二次検定 テキスト&過去問題集 2025年度版』 Part153(社内勉強会用抜粋)
設問1:作業A1・B1及び作業A6・B6の作業内容を記述しなさい。
設問2:始から終までの総所要日数を記入しなさい。
設問3:作業A4のフリーフロート(FF)を記入しなさい。
設問4:建具枠納入予定日の前日に、A工区分の納入が遅れることが判明したため、B工区の建具枠取付けを先行し、その後の作業もB工区の作業が完了してからA工区の作業を行うこととした。
変更後のB工区の建具枠取付けの所要日数は2日で、納入の遅れたA工区の建具枠は、B工区の壁せっこうボード張り完了までに取り付けられることが判った。
このとき、当初クリティカルパスではなかった作業「あ」から作業A8までがクリティカルパスとなり、始から終までの総所要日数は「い」日となる。「あ」と「い」を答えなさい。
回答する(解答・解説を表示)
解答・解説
設問1:
A1・B1:壁軽量鉄骨下地組み
A6・B6:フリーアクセスフロア敷設
設問2:総所要日数=25日
設問3:作業A4のフリーフロート=0日(クリティカルパス上)
設問4:
あ:(作業)A5
い:27日
【補足解説】
・本問はA工区→B工区の順施工 +工区内では複数作業同時不可 が条件。
・作業A1・B1は「壁工事の最初」=軽量鉄骨下地組み。A6・B6は「タイルカーペット敷設の直前」=フリーアクセスフロア敷設が論理的に該当。
・設問4は「建具枠取付け(C2)が当初A1からの経路にあったが、B工区先行で経路が変わる」のがポイント。新たにクリティカルパスとなる経路を見つけて所要日数を計算する。
・林副部長の解説どおり、ネットワーク工程表は条件式を整理して書き出してから手で経路を辿る 練習が重要。
問4-1
1. 屋根保護防水断熱工法における保護層の平場部 の施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。
なお、防水層はアスファルト密着工法とし、保護層の仕上げはコンクリート直均し仕上げとする。
回答する
Copilotに採点させる
CIC公式 模範回答
①絶縁用シートに用いるフラットヤーンクロスは、重ね幅100mm程度で敷き並べ、接着テープ等で要所を固定する。
②保護コンクリートに敷込む溶接金網の重ねは、1節半以上、かつ、150mm以上とする。
出典:CIC2025年度版テキスト Part295-296(社内勉強会用抜粋)。
問4-2
2. 木製床下地にフローリングボード又は複合フローリング を釘留め工法で張るときの施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。
回答する
Copilotに採点させる
CIC公式 模範回答
①壁や幅木とフローリングとの取合いには、必要に応じて、板の伸縮に備えた隙間を設ける。
②張込みに先立ち、板の割付けを行う。
【補足】木製床下地上に接着剤を塗布し、雄ざねの付け根から隠し釘留めとする/隣り合う板の短辺の継手位置が揃わないようにする(CIC本Part297)
問4-3
3. 外壁コンクリート面を外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材(外装薄塗材E)仕上げ とするときの施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。
回答する
Copilotに採点させる
CIC公式 模範回答
①仕上塗材の模様、色、つや等は製造所により差異があるので、工程ごとの所要量又は塗厚が分かる見本を提出させる。
②仕上塗材仕上をシーリング面に行う場合は、シーリング材が硬化した後に行うものとし、塗重ね適合性を確認し、必要な措置を行う。
【補足】こて塗りの場合、見本と同様の模様で均一に仕上がるように所定のこてを用いて塗付/下塗りはだれ・塗残しのないように均一に塗付(CIC本Part297)
問4-4
4. 鉄筋コンクリート造の外壁に鋼製建具 を取り付けるときの施工上の留意事項を2つ、具体的に記述しなさい。
回答する
Copilotに採点させる
CIC公式 模範回答
①外部鋼製建具枠の組立ては、一般に溶接とする。
②通常の鋼製建具枠の取付けは、心墨、陸墨等を基準とし、倒れの取付け精度の許容差を面内、面外とも±2mmとする。
【補足】くつずり等のモルタル充填が困難な箇所は、あらかじめ裏面に鉄線を付けモルタル詰めを行った後に建具枠へ取り付け/フラッシュ戸の中骨は300mm以下の間隔で設ける/外部建具の両面フラッシュ戸の見込み部は下部を除いた3方を表面板で包む三方曲げ(CIC本Part297)
問5
次の1.〜8.の各記述において、( )に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを、下の枠内から1つ選びなさい。
1. 地盤の平板載荷試験
地盤の平板載荷試験は、地盤の変形及び支持力特性を調べるための試験である。
試験は、直径( a )cm以上の円形の鋼板にジャッキにより垂直荷重を与え、載荷圧力、載荷時間、( b )を測定する。
また、試験結果により求められる支持力特性は、載荷板直径の1.5〜( c )倍程度の深さの地盤が対象となる。
解答
選択してください
① a=30 / b=載荷係数 / c=2.0
② a=30 / b=沈下量 / c=2.0
③ a=20 / b=載荷係数 / c=3.0
④ a=20 / b=沈下量 / c=3.0
⑤ a=30 / b=沈下量 / c=3.0
2. 根切り・床付け面
根切りにおいて、床付け面を乱さないため、機械式掘削では、通常床付け面上30〜50cmの土を残して、残りを手掘りとするか、ショベルの刃を( a )のものに替えて掘削する。
床付け面を乱してしまった場合は、礫や砂質土であれば( b )で締め固め、粘性土の場合は、良質土に置換するか、セメントや石灰等による地盤改良を行う。
また、杭間地盤の掘り過ぎや掻き乱しは、杭の( c )抵抗力に悪影響を与えるので行ってはならない。
解答
選択してください
① a=平状 / b=水締め / c=水平
② a=爪状 / b=水締め / c=鉛直
③ a=平状 / b=転圧 / c=水平
④ a=爪状 / b=転圧 / c=水平
⑤ a=平状 / b=転圧 / c=鉛直
3. オールケーシング工法(場所打ちコンクリート杭地業)
場所打ちコンクリート杭地業のオールケーシング工法において、地表面下( a )m程度までのケーシングチューブの初期の圧入精度によって以後の掘削の鉛直精度が決定される。
掘削は( b )を用いて行い、一次スライム処理は、孔内水が多い場合には、( c )を用いて処理し、コンクリート打込み直前までに沈殿物が多い場合には、二次スライム処理を行う。
解答
選択してください
① a=10 / b=ハンマーグラブ / c=沈殿バケット
② a=5 / b=ハンマーグラブ / c=沈殿バケット
③ a=5 / b=ドリリングバケット / c=底ざらいバケット
④ a=10 / b=ドリリングバケット / c=沈殿バケット
⑤ a=5 / b=ハンマーグラブ / c=底ざらいバケット
4. 鉄筋のガス圧接(手動)
鉄筋のガス圧接を手動で行う場合、突き合わせた鉄筋の圧接端面間の隙間は( a )mm以下で、偏心、曲がりのないことを確認し、還元炎で圧接端面間の隙間が完全に閉じるまで加圧しながら加熱する。
圧接端面間の隙間が完全に閉じた後、鉄筋の軸方向に適切な圧力を加えながら、( b )により鉄筋の表面と中心部の温度差がなくなるように十分加熱する。
このときの加熱範囲は、圧接面を中心に鉄筋径の( c )倍程度とする。
解答
選択してください
① a=2 / b=酸化炎 / c=3
② a=2 / b=酸化炎 / c=2
③ a=2 / b=中性炎 / c=2
④ a=5 / b=中性炎 / c=2
⑤ a=5 / b=酸化炎 / c=3
5. 型枠に作用するコンクリートの側圧
型枠に作用するコンクリートの側圧に影響する要因として、コンクリートの打込み速さ、比重、打込み高さ及び柱、壁などの部位の影響等があり、打込み速さが速ければコンクリートヘッドが( a )なって、最大側圧が大となる。
また、せき板材質の透水性又は漏水性が( b )と最大側圧は小となり、打ち込んだコンクリートと型枠表面との摩擦係数が( c )ほど、液体圧に近くなり最大側圧は大となる。
解答
選択してください
① a=大きく / b=大きい / c=大きい
② a=小さく / b=小さい / c=大きい
③ a=大きく / b=小さい / c=大きい
④ a=小さく / b=大きい / c=小さい
⑤ a=大きく / b=大きい / c=小さい
6. 型枠組立て(丸セパレーター)
型枠組立てに当たって、締付け時に丸セパレーターのせき板に対する傾きが大きくなると丸セパレーターの( a )強度が大幅に低下するので、できるだけ垂直に近くなるように取り付ける。
締付け金物は、締付け不足でも締付け過ぎでも不具合が生じるので、適正に使用することが重要である。締付け金物を締め過ぎると、せき板が( b )に変形する。
締付け金物の締付け過ぎへの対策として、内端太(縦端太)を締付けボルトとできるだけ( c )等の方法がある。
解答
選択してください
① a=破断 / b=内側 / c=近接させる
② a=圧縮 / b=外側 / c=近接させる
③ a=破断 / b=外側 / c=近接させる
④ a=破断 / b=内側 / c=離す
⑤ a=圧縮 / b=外側 / c=離す
7. 暑中コンクリート
コンクリート工事において、暑中コンクリートでは、レディーミクストコンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は、原則として( a )℃以下とし、コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、( b )分以内とする。
打込み後の養生は、特に水分の急激な発散及び日射による温度上昇を防ぐよう、コンクリート表面への散水により常に湿潤に保つ。
湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面ではブリーディング水が消失した時点、せき板に接する面では脱型( c )とする。
解答
選択してください
① a=30 / b=90 / c=直後
② a=35 / b=120 / c=直前
③ a=35 / b=90 / c=直後
④ a=30 / b=90 / c=直前
⑤ a=30 / b=120 / c=直後
8. 鉄骨工事 スタッド溶接検査
鉄骨工事におけるスタッド溶接後の仕上がり高さ及び傾きの検査は、( a )本又は主要部材1本若しくは1台に溶接した本数のいずれか少ないほうを1ロットとし、1ロットにつき1本行う。
検査する1本をサンプリングする場合、1ロットの中から全体より長いかあるいは短そうなもの、又は傾きの大きそうなものを選択する。なお、スタッドが傾いている場合の仕上がり高さは、軸の中心でその軸長を測定する。
検査の合否の判定は限界許容差により、スタッド溶接後の仕上がり高さは指定された寸法の±( b )mm以内、かつ、スタッド溶接後の傾きは( c )度以内を適合とし、検査したスタッドが適合の場合は、そのロットを合格とする。
解答
選択してください
① a=150 / b=2 / c=5
② a=150 / b=3 / c=15
③ a=100 / b=2 / c=15
④ a=100 / b=2 / c=5
⑤ a=100 / b=3 / c=5
採点する(8問一括)
リセット
問6
次の1.〜3.の各法文において、( )に当てはまる正しい語句又は数値を、下の該当する枠内から1つ選びなさい。
1. 建設業法(第24条の6:特定建設業者の下請代金の支払期日等)
第24条の6 特定建設業者が( ① )となつた下請契約(下請契約における請負人が特定建設業者又は資本金額が政令で定める金額以上の法人であるものを除く。)における下請代金の支払期日は、第24条の4第2項の申出の日から起算して( ② )日を経過する日以前において、かつ、できる限り短い期間内において定められなければならない。
穴①
選択してください
① 注文者
② 発注者
③ 依頼者
④ 事業者
⑤ 受注者
穴②
選択してください
① 20
② 30
③ 40
④ 50
⑤ 60
2. 建築基準法施行令(第136条の5:落下物に対する防護)
第136条の5 (略)
2 建築工事等を行なう場合において、建築のための工事をする部分が工事現場の境界線から水平距離が( ③ )m以内で、かつ、地盤面から高さが( ④ )m以上にあるとき、その他はつり、除却、外壁の修繕等に伴う落下物によって工事現場の周辺に危害を生ずるおそれがあるときは、国土交通大臣の定める基準に従って、工事現場の周囲その他危害防止上必要な部分を鉄網又は帆布でおおう等落下物による危害を防止するための措置を講じなければならない。
穴③
選択してください
① 3
② 4
③ 5
④ 6
⑤ 7
穴④
選択してください
① 3
② 4
③ 5
④ 6
⑤ 7
3. 労働安全衛生法(第29条の2:元方事業者の講ずべき措置等)
第29条の2 建設業に属する事業の元方事業者は、土砂等が崩壊するおそれのある場所、機械等が転倒するおそれのある場所その他の厚生労働省令で定める場所において関係請負人の労働者が当該事業の仕事の作業を行うときは、当該関係請負人が講ずべき当該場所に係る( ⑤ )を防止するための措置が適正に講ぜられるように、( ⑥ )上の指導その他の必要な措置を講じなければならない。
穴⑤
選択してください
① 破損
② 損壊
③ 危険
④ 労働災害
⑤ 事故
穴⑥
選択してください
① 教育
② 技術
③ 施工
④ 作業
⑤ 安全
採点する(6箇所一括)
リセット
法令本文と解説
1. 建設業法 第24条の6(特定建設業者の下請代金の支払期日等)
① 正解:注文者 / 特定建設業者が注文者 となる下請契約(請負人が特定建設業者・大手法人を除く)に適用。
② 正解:50 / 支払期日は申出日から起算して50日 を経過する日以前で、できる限り短い期間内。元請けによる下請けへの支払い遅延を防止する趣旨。
2. 建築基準法施行令 第136条の5(落下物に対する防護)
③ 正解:5 / 工事現場の境界線から水平距離5m以内 。
④ 正解:7 / 地盤面から高さ7m以上 にある場合、鉄網又は帆布でおおう等の落下物防止措置が必要。
3. 労働安全衛生法 第29条の2(元方事業者の講ずべき措置等)
⑤ 正解:危険 / 元方事業者は、関係請負人が講ずべき危険 を防止するための措置が適正に講ぜられるように指導しなければならない。
⑥ 正解:技術 / 技術上の指導 その他の必要な措置を講じなければならない。土砂崩壊・機械転倒のおそれがある場所での作業に適用。