今日やるのは、①自分がなぜ受けるのかを言葉にする ②残り80日の時間の物差しを決める ③受講料の稟議を自分で書く ── この3つです。
過去問演習は令和2〜7年度まで一巡しました。ここから先は「知識を増やす」より「決めて、書いて、続ける」ほうが効きます。とくに今日を外すと 9月2日(CIC申込)・9月10日(添削原稿必着) が間に合わなくなり、後ろが全部詰みます。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 18:00-18:15 | 残り80日の現状共有・今日のゴール確認(本セクション) |
| 18:15-18:35 | 勉強時間の物差しを決める(§1)=週の目標時間を各自その場で確定 |
| 18:35-18:55 | 外部講座はこれで行く(§2)=CIC+日建模試の中身と逆算スケジュール |
| 18:55-19:15 | 稟議=経験記述と同じ型(§3)=今日の主教材 |
| 19:15-19:50 | 稟議を書く演習(§4・§5)=テンプレに沿って各自下書き |
| 19:50-20:00 | 宿題確認(§6)=トラッカーの新フォームに入力 |
「どれくらいやれば足りるのか」が分からないまま走ると、やった気になるか、逆に絶望します。まず数字の物差しを置きます。
社会人が現実に積める時間のモデルはこうです。
| 区分 | 内訳 | 1日 |
|---|---|---|
| 平日 | 出勤前20分(用語暗記)+通勤40分(過去問アプリ・テキスト)+昼休み15〜30分(問題集)+帰宅後60分(経験記述) | 2.25〜2.5h |
| 休日 | 午前3時間(過去問・模擬)+午後2時間(復習・弱点補強) | 5h |
これをフルで回すと 週21〜22.5時間。残り11.4週で 240時間超 積めます。中級者レンジ(200〜300h)を二次だけで埋められる計算です。
つまり問題は「時間が足りない」ではなく「配分」と「続くかどうか」です。
| プラン | 平日 | 休日 | 週合計 | 11.4週で | コメント |
|---|---|---|---|---|---|
| フル(上記モデルのまま) | 2.25h | 5h | 21h | 242h | 理想だが3ヶ月維持は相当きつい |
| 標準(推奨) | 1.5h | 3h | 13.5h | 154h | 現実的かつ十分。これを基準線にします |
| 最低ライン | 1h | 2h | 9h | 103h | 下回ると経験記述の仕上げが間に合わない |
出典:アガルート「1級建築施工管理技士の勉強時間は?独学の勉強方法3ステップ」/日建学院「1級建築施工管理技士の第二次検定とは?」ほか。残日数は2026-07-30起点。
社内講座では、過去問演習(令和2〜7年度)・ネットワーク工程表の作図演習・経験記述の型と例文集・AI採点・進捗トラッカーまで揃えました。足りていないのは2つだけです。
そこで「講義を買う」のではなく 「添削と本番模試を買う」 という選び方をしました。講義は社内講座と重複するので払う意味が薄いからです。
| 講座 | 価格(税込) | 経験記述添削 | 模擬試験 | 判断 |
|---|---|---|---|---|
| KGKC インターネット講座 | 14,960 | なし | なし | 最安だが添削なし+教材別途 |
| CIC Web講座 | 34,100 | あり(教材込) | なし | 採用/使っている解説本と系統が揃う |
| 日建学院 二次公開模擬試験 | 5,500 | 自己採点 | 10/11 会場 | 採用/本試験1週間前・3時間通し |
| 日建学院 二次集中ゼミ | 55,000 | なし | あり | 模試込みだが添削なしで最重要ニーズを外す |
| 日建学院 二次コース(全16回) | 198,000 | あり 5回 | あり | 社内講座と全面重複 |
| 総合資格学院 二次対策コース | 418,000 | あり 20回 | あり | 内容は最強だが過大 |
CICの添削は 申込 9/2(水)/原稿 9/10(木)必着。ここから逆算すると、やることの順番が自動的に決まります。
| 期間 | やること |
|---|---|
| 第1〜2週 7/30〜8/12 | 工事概要を確定(自分の実工事から選ぶ)+テーマ1「品質管理」を書き切る |
| 第3〜4週 8/13〜8/26 | テーマ2「工程管理」+テーマ3「安全管理」を書き切る |
| 第5週 8/27〜9/2 | 3本を通しで見直し / 9/2 CIC申込 |
| 第6週 9/3〜9/10 | 手書きで清書 → 9/10 投函(必着) |
| 9月下旬 | 返ってきた添削を教材に、勉強会で相互レビュー(いちばん効く回) |
| 10/11(日) | 日建学院で 本番3時間の公開模擬試験(会場) |
| 10/18(日) | 第二次検定 本試験 |
締切があると、人は書きます。逆に締切がないと3ヶ月あっても書きません。この強制力が受講料以上の価値です。
受講料39,600円は、会社に出してもらいます。ただし 稟議は自分で書いてください。代筆しません。理由は、これが二次検定の練習そのものだからです。
| 稟議書 | 施工経験記述(第二次検定 問題1) |
|---|---|
| ① 背景・現状(いま何をしていて、どういう状況か) | ① 工事概要(工事名・規模・自分の立場) |
| ② 課題(何が足りない・何が問題か) | ② 課題・問題点 |
| ③ 対策案と比較検討(なぜこれで、なぜ他ではないのか) | ③ 検討した内容と、そうした理由 |
| ④ 実施内容・費用(いつ・いくら・どうやる) | ④ 実際に行った対策(数値付き) |
| ⑤ 効果・結論(何が良くなるか・だから承認を) | ⑤ 結果・評価 |
→ 背景も比較も効果もない。決裁する側に判断材料がゼロなので、承認しようがない。
→ 数値がない・検討した他案がない・自分が何をしたのか分からない。採点者に判断材料がゼロ。
経験記述で差がつくのは 「検討した内容とその理由」。ここで「他の方法もあったが、○○という理由でこちらを選んだ」と書けている答案は強い。単に「やったこと」を並べた答案は弱い。
そして今回、皆さんの手元には §2の外部講座比較表 があります。KGKCは安いが添削がない、日建二次コースは充実だが社内講座と重複して過大 ── 他案を蹴った理由を書く材料がすでに揃っている。これほど都合のいい練習台はありません。
この順で埋めるだけです。各項目2〜4行で十分。長さより、数値と理由が入っているかを見ます。
③の下線部が、経験記述の「検討した内容とその理由」に相当します。声に出して読んで、型を体に入れてください。
①②⑤が書けない人は、たいてい「なぜ取るのか」が言葉になっていません。先にここを埋めます。
| 問い | ヒント |
|---|---|
| なぜこの資格を取るのか | 現場で必要/キャリアのため/処遇のため/会社の期待/自分への挑戦 ── 複数あって構いません。順位をつけてください |
| 取ったあと、どうなりたいか | 「どんな現場を任されたいか」まで具体的に。ここが稟議⑤の材料になります |
| 受からなかったら、どうなるか | 目を背けたい問いですが、ここが一番の燃料になります |
| 10月18日、どんな顔で会場を出たいか | 1行でいい。それを机の前に貼ってください |
締切がある文章は、必ず書き上がる。
その1本目が、10月18日の答案です。